平年より9日早い梅雨入り


 くもり。気温25℃。早朝から、生暖かい南東の風。月桃の花の白色が冴えます。天気予報を調べると、向こう一週間連続の雨の予報。このまま梅雨入りかなとつぶやいていたら、「午前11時、沖縄地方気象台は、沖縄地方が梅雨に入ったと思われると発表しました。平年より9日早い梅雨入り」というニュースが流れました。

 今日は議会だよりと「しんぶん赤旗」を手に、アパートを中心に訪問しました。連休に入ったのでしょうか、ほとんどが留守で、お会いできても高齢で、「目が悪くて、文字が読めん」という返事。驚いたのは、子供が一人で留守番をしている家が増えたことです。ドアーをノックすると、子どもが出てきて「お母さんは、お仕事に行った」といいます。ある家では、大声で泣いている子どもに、「どうしたの」と声をかけると、ドアーを閉めたまま「お母さんがいない…。(ドアーを)開けたら、お母さんに怒られる」という緊張した声がします。

 安心の子育ては、人間らしく働けるルールの確立と一体です。「子どもが病気になると、仕事を休まなければなない。仕事を休むと会社からは迷惑だといわれるし、収入も落ち込み、家賃、保育料、電気、ガス、水道等の固定費が支払えなくなる。生活保護申請も該当せず。どうしたらいいの」という、類似した相談が増えています。

 このような実態でも、「宮古島市は、県内でも子育て環境が充実している自治体」(ある県職員の声)というのですから、驚きです。母子家庭の多いこと、雇用の悪化の中で子育て中の人は、より困難がともないます。今こそ、暮らしをささえ、所得をふやす。自治体に福祉の心をとりもどすため、共に力をあわせましょう。