大きな被害もなく台風が通過



 曇りや雨の天気27℃東の強い風から南の風に変わる。我が家のバナナの木3本と沖縄キョウチクトウの太い枝が折れてしまいました。
 午前5時30分、目が覚めました。台風が遠ざかった様で、あたりが静かです。6時頃外に出てみると、木の葉がガラス戸や家の壁にくっ付き、一面に木の枝や木の葉が散乱しています。車にも木の葉と土の粒子が付着していました。
 それらを丁寧にゴムホースを使って水で洗い流し、散乱した枝木や木の葉を掃き清めて、8時前にラジオの電源を入れると、「暴風警報は解除されました」という放送が流れ、ほっとしました。
 その足で、党事務所へ行きました。事務所のまわりは、木の葉や木の枝、ごみが散乱し、看板や事務所の壁面、ガラス戸に付着していますが、被害はありませんでした。
 台風の度にそうですが、10時半過ぎまでかかり、ガラス戸や壁面を長いホースを使い、丁寧に水で洗い流し、事務所のまわりの木の葉や木の枝、ごみを掃き集め、こびり付いて掃ききれない細かいごみを水で流して綺麗にしました。
 その後、飛行機の欠航で6日付の「しんぶん赤旗」日刊紙と日曜版が届いていないため今日の空の便が気になり、運行状況を電話で問い合わせると、12時50分着の便から飛行を開始するということでした。


                              下地地域、川満の圃場


 新聞が到着するまでの間、台風の被害状況確認のため、平良港から久松、下地の川満、山中一帯を車で、見回りました。サトウキビの梢頭部が折損したり、葉の裂傷があるものの、ビニールハウスの被害もなく、大きな被害は見受けられませんでした。
 その足で市役所へ行き、防災担当課で被害状況を聞きました。「倒木が確認されているほかは、人的な被害や家屋の被害もなく、大きな被害はありません。現在、農作物の被害状況を確認中です」という報告に安堵しました。
 市役所を出て、荷川取、西原、宮原、鏡原一帯を車で見回りました。方々で沖縄電力の職員が、停電の復旧作業に追われているのが目に入りました。新聞報道によりますと、「6日午後11時ごろには、平良と城辺、上野、伊良部などの一部地域で最大2600世帯が(停電の)影響を受けた」ということです。西原地域の方の話では、午後8時過ぎから、電気がついたり消えたりの状態で夜安心して眠れなかったといって、真っ赤な目をこすっていました。
 今度の台風は最大風速が22・5メートル最大瞬間風速が34・3メートルで、さほど強く吹かず、少雨でサトウキビが枯れかかっていた地域もあり、農家にとっては恵みの雨でした。
 5日の降り始めからの雨量は城辺地域の54ミリが最高で、期待したほどの雨量になっていません。今後まとまった雨が降ってくれると良いのですが、このままでは、塩害が発生してしまいます。旱魃解消になると良いのですが…。