国保税引き上げで今日も苦情の電話。


                                  夜明け前の空

 曇りの天気28℃北の風。今にも雨が降り出しそうな天気のせいなのか、クマゼミの鳴き声が聞こえませんでした。
 国保税の引き上げが如何に過酷であるのか、私に連日入る電話から分かります。
外出しても、その話題ばかりです。
多くの市民が「高すぎて払いたくても払えない」という悲鳴をあげているなかで、社会保障制度としての国保事業が如何にあるべきか、みんなで共に考える機会になればと願っています。
 今、多くの地方自治体が国保の赤字に苦しんでいます。独立採算が成り立ちません。
社会保障制度としての国保事業に対し、国の責任を果たせと、国庫負担増額の声を上げる時です。
現在、不況で、国保加入者に厳しい状況が続いています。
国の政策として国保税の引き下げをするべきです。国は、20年前には49.8%だった国庫負担率を34.5%まで引き下げてきてしまいました。直ちに、この国庫負担率をもとに戻すべきです。
加えて、財政難で苦しむ市町村の国保会計に、全国の多くの県が財政支援をしているように、沖縄県が独自の支援を実施して国保税を引き下げる事が緊急に必要です。
本市としては、一般財源から国保会計への繰り入れを行い、負担軽減策を講じるべきです。
 負担能力を超える国保税の負担増に、滞納世帯の増加に加えて、資格証明書の発行が増える事が心配です。金の切れ目が命の切れ目という最悪な事態を回避するために、みなさんと力を合わせて、私も引き続き全力でとりくんでいく決意です。