追加議案の提案で、本会議の開会が遅れました。一般質問が全て終了しました。

 くもりや晴れの天気。椿の花はほとんど散って花に変わって若葉がきらきら輝いています。
 議会は10時に開会できませんでした。市長と副市長の報酬のカットについてすでに提案されている行革分の10%削減に加えて、これまでの一連の事務ミスの責任をとるとして、市長の報酬を30%カットの5箇月、副市長の報酬を20%カットの3箇月とする議案を追加するために、各会派の協議が行われて後、10時52分から緊急の議会運営委員会が開かれて、日程追加を確認し、10時48分やっと本会議を開会しましたが、すぐに議長が休憩を宣言して午後1時からの開会を宣言しました。

今日の一般質問最初に登壇予定の池間豊議員が質問できませんでした。 

 予定どおり、午後1時に本会議か開会しましたが、登壇予定の池間豊議員が主席せず、次の質問者から始まるという珍事が発生しました。池間議員は1時25分に議場に入りましたが、これまでの慣例で午後2時からと勘違いしていたようです。さぞ、悔しかった事でしょう。
今日で全ての一般質問が終了しました。

総務財政委員会が開かれて、特殊勤務手当をカットしました。

 本会議終了後、総務財政委員会が開かれ、特殊勤務手当がカットされました。特殊勤務手当を暴風勤務手当と潜水作業手当を残して残りは全てカットされました。
 特殊勤務手当は、宮古島市では14の特殊勤務手当があります。暴風勤務手当と潜水作業手当のほか、徴税手当、税務手当、感染症防疫作業手当、保育士手当、福祉事務従事手当、用地交渉手当、広報手当、廃棄物処理手当、消防救急救助手当です。
 総務委員会では管理職手当のカットも議論されましたが、各款にまたがり予算全体をいじる事になることから、修正作業が困難として、副市長を呼び「このまま予算をとおして、委員会での『管理職手当をゼロにする』という方針を当局が尊重して、6月議会の補正予算でその分を修正した予算を提案して欲しい」と新里聡議員が詰め寄り増したが、「そのような事はできない」と副市長がきっぱりと断ったため、混乱し池間健栄議員は「それならば(追加提案)30%カットは認められない」、池間雅昭議員は「会期を延長してでも修正をしよう」といって、委員会を閉会しないまま21時頃、委員会室を退場しました。
 管理職手当のカットの議論では、「手当はなしにする」といって、提案されている50%支給の条例を否決しようとしましたが、当局から「条例を否決すると、もとにもどって100%支給になるけど、それでいいですか」と指摘されて、「詐欺じゃないな…」と困る場面がありました。新里議員は「ラスが低いというが、(合併により類似団体の)倍の職員がいたらラスは50にすべき、だから管理職手当は認められない」と発言。同様の事を今日の本会議の一般質問中に池間雅昭議員がヤジで「ラスは50%でいい」と騒いでいました。池間建栄議員は「夕張になりかけていた。下地の農家は今度の新価格制度の導入で税金も納められない、住宅使用料も上がった。保育料も上がった」と発言しました。
 なぜ、2500万円余の義務的経費削減の修正に懸命になるのか理解できません。事業を見直せば修正も簡単で、金額ももっと大きくなるはずです。明日は本会議で委員会審議の結果を報告すべきなのに、結論も出さないで帰ってしまう。おまけに会期延長まで口にするに至っては呆れます。
 ほかの委員会はすべて終了しました。各会派で構成している委員会がなぜ総務委員会では違う対応になるのでしょか。会派とは何でしょうか、会派でバラバラの対応を取るのなら会派を解消してからにしたらどうでしょうか。19年度予算の時も同様でした。総務委員会が嘱託職員をカットしたために終了していた二つの常任常任委員会を再度開くことになりました。総務委員会が予算修正をすればまた同様のことが繰り返されます。
 明日の本会議は総務委員会が報告出来ないことから、開会が遅れることになります。自分たちで決めた会期日程を守れないのでは無責任です。