「ハンセン病問題基本法」の制定をめざして

tatsuruuesato2007-11-28





 雨、後くもり、北北東の風強い。昨日の風と雨でちぎれた落ち葉が、地面にべったり張り付いて、掃き掃除がしにくい。開花間近の「むくげ」のつぼみが、たくさん落ちてしまいました。
 今日は、午後5時30分からまティダ市民劇場で、宮古南西園のあしたをひらく「市民の集い」〜「ハンセン病問題基本法」の制定をめざして〜主催/宮古島市多良間村宮古南西園のあしたをひらく市民の集い実行委員会が開催されます。ぜひ、ご参加ください。
八方ふさがりの中から、2001年5月11日熊本地裁は、「ハンセン病国家賠償訴訟」で、原告勝訴の判決を下しました。この判決は「らい予防法」の違憲性を認めました。そして、この法律を長期間放置した国会の「不作為」に対する責任を認めた画期的な判決でした。
判決後の今、国は、最後の1人まで終生在園保証を名言していますが、具体的な対応策は示されていません。宮古南静園の入所者数は現在95人、平均年齢が80歳に達しました。在園者は、今後どういうくらしができるのか、不安を募らせています。一日も早い将来構想の具現化が求められます。
是非、この問題を住民の力で、宮古から「厚い壁」を取り払う大きな波を起こしていきましょう。「市民の集い」に是非ご参加下さい。