当たり前が、当たり前に通る世の中は、いつ…。 


 くもり、時々晴れ、北東の風強い。落葉よりも、花をまき散らしたように落花が目立つこの頃です。掃き掃除するのが忍びなくて、しばし見とれてしまいます。しかし、踏まれて見苦しくなるのもいやなので、思いっきり綺麗に掃き清めます。
 9時、郵便局へ行き封書を受け取りました。事務所に不在通知が昨日入って、今日が保管の期限切れということでした。消印を見ると14日ですから1週間放置したことになります。後になってSさんからの電話で「14日に不在通知を見たが、受け取りを忘れていた」ということで、2回目の不在通知だった事が分かり納得しました。
家に帰ると電話の音が聞こえるので、あわてて玄関をあけて受話器をとりました。生活相談です。その後も、たて続けに3件、年末には決まって集中する生活相談ですが、今年は早いというか、これまでも平年より多い、仕事の電話を合わせると午前中で6件の電話があって、来訪が2件ありました。結局、1日中仕事が手につかず、あせりました。
 それでも夕方には、観なくてはならない映画の上映日で、妻と2人で、まていだ劇場へ行き、中山監督の「新・あつい壁」を観ました。55年前の「無らい県運動」のさなかで、1人の男性がハンセン病患者として、殺人事件の犯人に仕立てあげられ、無実を訴えるが死刑に追いやられる事件を通して、「偏見と差別」を問いかけます。当たり前が当たり前になる世の中の実現は、いつになるのでしょうか。
 9時過ぎに帰宅すると、ゴーヤーが玄関に置いてありました。Sさんからの差し入れです。
これから議会だよりの編集で、徹夜になります。