宮古島市が集会主催「宮古南静園のあしたをひらく市民の集い」


 3つ目に、16日既報の宮古南西園自治会がまとめた「沖縄県ハンセン病証言集・宮古南静園編」の完成し、今日、出版報告および感謝会が開催されること、そして、タイムス夕刊の宮古島市が集会主催 ハンセン病基本法制定訴えのニュースです。
 宮古島】国の責任の明確化や地域に開かれたハンセン病療養所の在り方を盛り込む「ハンセン病基本法」(仮称)の制定を目指す「宮古南静園のあしたをひらく市民の集い」が十一月二十八日、宮古島市平良のマティダ市民劇場で開かれる。主催は宮古地区内の行政や教育委員会、市民団体など二十以上の団体でつくる実行委員会と宮古島市。療養所所在の自治体が主催者に加わるのは全国で初めて。
 伊志嶺亮市長は「宮古南静園は国の施設だが、居住している人は宮古島市民であり、市が主体的にかかわることが大事」と行政の役割を強調。「入所者は高齢化しており、基本法の制定を急ぐために多くの市民で議論したい。地域住民との親密な関係がある宮古から全国に向けて一つの方向性を見いだしたい」と語った。 宮里会長は「所在市町村が主催するのは全国初。基本法制定の大きな力となり、全国に向けても大きな影響力を持つ。基本法の問題と併せて南静園に対する理解が深まる場にしたい」と話している。

 これぞ地方自治宮古島市の集会主催に拍手!!教科書問題と合わせて大きく運動を広げましょう。