九州知事会と九州市議会議長会が教科書検定問題の決議をあげました。

 

 今日の沖縄タイムス朝刊を開き、教科書検定問題で九州知事会の決議のニュースに感動しました。
教科書検定 要望決議を採択/九州知事会全会一致で
 第百三十回九州地方知事会(会長・金子原二郎長崎県知事)が十八日、那覇市内のホテルで開かれ、県が特別決議として提案した「沖縄県教科書検定問題に関する要望」についての決議を全会一致で採択した。
 決議では、県議会や県内全市町村議会で、検定意見の撤回と記述回復を求める意見書が可決されたことや、九月二十九日に開かれた県民大会で意見撤回を求める決議が決議されたことを明記。沖縄戦については「史上まれにみる激烈な地上戦を体験し、一般県民を含む多くの尊い生命を失った」として、国に対し「筆舌に尽くし難い犠牲を強いられた沖縄県民の心情を重く受け止め、沖縄県教科書検定意見に関する要望に対して真摯に対応することを強く要望する」とした。

 ふたつ目に、議会事務局で聞いた話です。九州市議会議長会も検定意見撤回を決議したということです。
 決議では「筆舌に尽くし難い犠牲を強いられてきた沖縄県民にとって、今回の削除・修正は到底容認できるものではない」として、「検定意見が速やかに撤回され、記述の回復が速やかに行なわれるよう強く要請する」となっているとのことである。
 身震いがしました。県民の声が着実に全国へ広がっています。