2日間の予定が1日になりました。

 

 委員会が終わりました。私は、お知らせで、10日、11日の2日間と書きましたから、お読みになった方は「なぜ?」と、目を疑っておられることと思います。本当にすみませんでした。
 通知は、確かに2日間に間違いありません。しかし、委員長は「これで委員会を閉会いたします」と宣言しました。「なぜ1日だけになったのすか」という問いに、委員長は「決算認定に一般会計が入ると勘違いして2日間の通知をした」と、けろりとしています。こちらはそのために、自分の会議日程を変更していました。
 委員会の審査の結果は、4件の特別会計の決算認定が、全会一致で認定されました。陳情書6号 新ゴミ処理施設建設に反対する要請書は、継続審議になりました。

■ 認定第2号 2006年(平成18年度)宮古島市国民健康保険事業特別 会計歳入歳出決算認定について … 全会一致で採択。
 私は次のような質問と意見を付しました。
質問。「不能欠損額420、064、023円の件数は何件ですか」
答弁。「1、031件です」
質問。「不能欠損の理由は、どのようになっていますか。1点目に、収入がないという法15条の7に該当する金額と件数。2点目に、消滅とか時効という法18条に該当する金額と件数。3点目に、納付したくても納付できない被保険者数はどうなっていますか」
答弁。「それぞれの件数については、つかんでおりません」
質問。「減免申請は何件で、減免件数は何件ですか。分納している件数は何件ですか」
答弁。「減免の申請数と分納の件数は資料を持ち合わせておりません、減免件数は16件です」
意見。「本員の『(合併に伴う)不均一課税の現状だが、平準化したとき負担が高くなるところは不満が出て大変だと思うが、どのように対応するのか』という質問に、課長が『(平準化については)後期高齢者医療制度の導入に合わせて、単年度収支が赤字にならないようにとりくみます。国保の原則は、みんなで負担して、それによってささえる皆保険制度ですから、原点にかえって負担をお願いします。急激に上がっては大変』とお答えですが、原点という点では、(国民健康保険制度は)国の責任で始められた社会保障制度です。国民健康保険法4条に、国は、(国民健康保険)事業の運営が健全に行われるようにつとめなければならない。と、国の義務を規定し、国庫負担を義務化しています。国に対して国庫負担の増額を要求し、ペナルテイーを廃止するように求めることが重要です。
 自治体だけの努力で(国民健康保険)事業を運営していくのは限界に来ていると、私は思います。合併後の不均一課税の平準化にあたり、どのように対応するのか、その見極めのためにも、住民の実態がどうなっているのか、収入はどうなっているのか、払いたくても払えないという状況にあるのかどうか、その実態をしっかりとつかむことが求められます。
 平準化は、なにも負担の高い方に合わせる事だけではありません、負担を低い方に合わせる選択もあります。負担を軽くして、払いやすくする。それによって収納率を引き上げてペナルテイーを回避できますし、国保手帳を手にすることによって、早期に医者にかかりやすくなり、重症化して手がつけられなくなってから医者にかかり、医療費が高額になり、本人の命も助からないという、人間の尊厳を守って、医療費の抑制にもつながります。
 また、滞納している人がどういう状況にあるのかつかんで、受けられる社会保障制度を適応するとか、分納の対応をするとか、減免の手続きを取るとか、そのことでも同様の効果が得られます。
 そこで是非とりくんでほしいことが、奄美市浦添市、他の自治体でも多重債務者の相談にのってその解決をして、過払い金を回収して、税の収納率が上がり、本人の自立にもつながる良い結果を出しています。多重債務対策の相談窓口を設置して、担当課との連携をとれるようにしてください」と、意見を付して賛成しました。
■ 認定第4号 2006年(平成18年度)宮古島市老人保健特別会計歳入 歳出決算認定について … 全会一致。
■ 認定第7号 2006年(平成18年度)宮古島市介護保険特別会計歳入 歳出決算認定について … 全会一致。
■ 認定第8号 2006年(平成18年度)宮古島市診療事業特別会計歳入 歳出決算認定について … 全会一致。
意見。閉鎖されている施設になぜ水道、電気、有人の警備が必要なのか、切って支障がないのであれば切るべきです。と意見付して賛成しました。