tatsuruuesato2007-07-06







 6月5日夕方、NHKラジオニュースで、安倍氏が「国鉄を民営化して、うまくいったように、こんどは、社会保険庁だ」と無表情な声で話していました。

 
 悪いのは、すべて労働者のせいですか?
管理責任は誰にありますか、安倍さんあなたです。まず、そういう前に謝罪をしてさい。


 さらに、「消費税を増税しないとは、いっていません。参院選挙が終わったら増税論議をしていきたい」


 どこまで庶民をバカにするのでしょう。平和とくらしを破壊する靖国派と他宗派撲滅の政治集団に、政治をまかせたらどうなるのか。参議院選挙は「共産党が前進して良かった」といえるようにするぞ!


 「官から民へ」宮古版 !


 きょうの宮古毎日新聞の一面「行雲流水」で「宮古島市は民間活力を導入して財政の立て直しを」といって「保育所の公設民営化の推進」で「財政再生団体という汚名を払拭する機会につながるように期待したい」と締めくくっています。


 6月定例議会の一般質問、公明の富永議員の質問を、そのまま掲載したのかと、目を疑いました。


 筆者が「公設民営化で膨大な経費の削減が出来るのは、公務員の給与体系と民間給与の差にあるようだ」と指摘しているとおり、民営化は安上がりの労働条件が前提に有る以上、ワーキングプアーの温床です。労働の保障である保育所が、「働いても低賃金で、子どもが保育所に入園できない」ということになっては困ります。


 1970年代に日本共産党は「公務員労働者論」を発表して、「住民への奉仕者、労働者という両面を統一した行政改革の提案」をして、当時の自治労と大論争を展開してきました。
今、もとめられるのは、公務員の地位・権限の私物化、政官財の癒着の打破、住民奉仕で民主的な、ムダのない効率的な行政機構の実現です。