初議会が開かれました

 くもり21℃北東の風強い。菊の花が開花しました。
 午前9時平良庁舎へ行き、野党4会派と今後の議会対策のために「野党連絡会」を結成し、会長に下地智議員、副会長に前里光恵議員、事務局長に長崎富夫議員を選任しました。
 連絡会結成までに3回の協議の結果、1、全会一致を原則として会を運営する。2、会長に専決権を与えない。3、役員は3役を置き任期を1年とする(再任をさまたげない)を確認して今日発足しました。
 10時から議会が開会、議長選挙が無記名投票で行われ、下地明議員が過半数を得票して議長に就任しました(投票総数26、下地明15、下地智11)。新議長の下で、議席の指定がおこなわれ、全員協議会で確認したとおりの議席が確定しました。続いて副議長選挙も行われ棚原芳樹議員が15票の過半数を得票して副議長に就任しました(棚原芳樹15票、亀浜玲子11)。
 その後、議会運営委員会委員の選任が行われ、全員協議会で確認したとおりの委員が選任されました。
 各常任委員会が開かれ、総務財政委員会の委員長に真榮城徳彦議員、副委員長に高吉幸光議員が選任。文教社会委員会の委員長に垣花健志議員、副委員長に嵩原弘議員が選任。経済工務委員会の委員長に嘉手納学議員、副委員長に砂川明寛議員が選任。
 本会議で、沖縄県後期高齢者医療広域連合議会議員の指名推薦が行われ、垣花健志文教社会委員長が選任されました。
 議会運営委員会が開かれ、委員長に新城啓世議員、副委員長に佐久本洋介議員が選任されました。



 人勧にかかわる職員給与の引き下げ条例と関連補正予算が可決 





 今議会は、人勧にかかわる職員給与の引き下げ条例と関連補正予算が提案され、採決の結果、賛成多数で可決となりました。
 私は質疑と反対討論に立ち、「人事院勧告は公務員の労働基本権を制約する代償措置とは到底いえない。
 国は公民格差の是正というが、現時点の沖縄県職員の賃金は、民間との比較において1万円以上も県職員が低い。
 大きな企業のない宮古島市では公務員の購買力に依存している現状で、ラスパイラス指数が(89,7)県下で最低となっている。
 給与引き下げは、職員の生活を直撃し、経済に悪影響を与えることは必至だ。民間の冬のボーナスも決まっていない中で、公務員の給与引き下げは賃金削減サイクルをさらに加速させることになり、消費低迷にますます拍車をかけることになる(要約)」との立場から反対しました。討論に立ったのは私1人でした。
 議案に反対した議員は、私のほかに新城元吉、亀浜玲子、長崎富夫、下地博盛の4氏。専決処分の承認を求める報告(インフルエンザ関連)と特別職の職員で常勤の給与及び旅費に関する条例の一部改正の2議案は全会一致でした。



 市長が議員質疑に注文


 今日、本会議で私の質疑に、当局が休憩を求めました。その休憩中に市長が「お願いがあります。質疑はマクロのことをしてミクロはやらないでほしい。いきなり細かいことを聞かれても答えられない」という、とんでもない発言をしました。
このような発言には、すかさず議長が注意をすべきですが、就任したばかりの議長はそれをしませんでした。
私は「基本的なことではないですか」と思わず声をあげました。
私の質疑は、「職員給与の削減の影響を受ける職員数と給与削減の総額はいくらになるのか」というもので、休憩をとらなければ答えられないというようなものではないと思います。