8日、第4回臨時議会が招集されました。



 晴れ26℃南東の風。レンブの木に、ざっと60匹余のクマゼミがせわしく鳴いています。
 時々シャワーのようなスコールがあり、きれいな大きな虹が見えます。
 今日の新聞1面を伊良部渡口の浜に架かる2本の鮮やかな虹が飾っていました。
 15日(水)は臨時議会です。
 国の補正予算による地域活性化・経済危機対策臨時交付金9億7千8百20万6千円(約9470万円)と、学校情報通信技術環境整備事業費補助金3億9千4百96万8千円に関連する13億7千7百59万1千円の補正予算案と企業誘致奨励条例の改正、第三セクターの企業について、従業員(常用)の数は5人以上と定めている条例を4人以上に改める議案の2件だけです。
 地域活性化・経済危機対策臨時交付金を活用する4億円を超える事業が学校情報通信技術環境整備(4億8百47万4千円)、2億円を超える事業が宮古島市陸上競技場改修(2億2千9百万円)、1億円を超える事業が農道補修(1億4千百万円)の他に、学校図書館図書購入、学校体育館修繕工事等があります。
 それらの議案に関して明日10日(金)午後4時から、全員協議会が招集されました。
新市長が就任してから議会の度に全員協議会が開かれています。これまでは説明会で対応し、特別な問題に限っての全員協議会でしたが、「事件 平成21年第4回宮古島市議会(臨時会)提出議案事前説明の聴取及び質疑」となっています。
 質疑は本会議でやるもの(3月定例議会の全員協議会時も議長に申し入れをしました)であり、会議録にも残らない全員協議会を議会の度に招集するのは疑問です。
 国の補正予算日本共産党は反対しました。公共事業や特定業界へのバラマキが中心というその場しのぎで、ツケは後年度消費税増税で国民に回ってくるというとんでもない内容だからです。

 それでもこの交付金で、宮古島市が必要な事業に有効活用できるのなら賛成です。

 抜本的な対策という観点からすれば、一時的な臨時交付金ではなく、地方交付税を元に戻して恒常的な財源を保障すべきだとかんがえます。