6月定例市議会が終了しました。

                                  ミーフクラス木

 晴れやくもり時々雨がぱらつく天気28℃南西の風。開花を楽しみにしていた月下美人の花を見そびれてしまいました。
 議会は、パイナガマ公園整備事業に関する調査特別委員会が今日午前9時から行われ、報告書を議会開会前にまとめたことから、報告書の印刷等で開会が10時40分にずれ込みました。
 パイナガマ公園整備事業に関する調査特別委員会の報告 
 冒頭にパイナガマ公園整備事業に関する調査特別委員会の報告が行われ、採決の結果野党議員とそうぞうの賛成多数で承認されました。
      経過報告と調査の結果報告書

 経過省略
 結論として次のようになった
 当委員会で審査した結果、パイナガマ公園用地内における競売された一部の土地において、法外な値での購入の実態が不透明な部分が否めず、公園を整備する必要があるのか甚だ疑問である。
 事務手続きにおいても、ずさんな事務の流れ、また、一般質問で明らかになったように、一切市長に報告がなされず、行政組織が問われる状況である。
 委員会の中では司直の手に委ねるべきであるとの意見もあり、そこまでやる必要はないとの意見で対立もあった。
 よって、パイナガマ公園整備事業を、競売に付された土地を除外し規模の縮小を求める。

 総務財政委員会の報告
議案第59号 平成20年度宮古島市一般会計補正予算(第2号)修正可決。
議案第71号 宮古島市消防手数料条例の一部を改正する条例 原案可決。
議案第74号 議決内容の一部変更について 原案可決。
議案第77号 公用車の交通事故による和解及び損害賠償の額の決定について 原案可決。
◎修正の理由
 議案第59号中の折田喜作文化基金繰入金については、「交付団体がはっきりしていないこと、また基金運用委員会も外部起用の検討も必要である」との意見の反面、人材育成は大変重要であることから、十分に調整し、交付対象団体が特定した時点で再度提出すべきであるとし、総務委員会で全会一致で削除した。
 管理職手当については、「財政が厳しいとの理由で、各種団体等」の補助金もカットされる中、管理職手当を支給するというのは、市民の理解が得られるとは思えない。もっと状況が好転するまでは認めるべきではない」との意見と、「管理職手当については、条例にもうたわれており、県内11市の中でも支給されていないのは当市だけである。支給額についても全額ではなく、半額ということでもあるので認めるべき」との意見があり、採決の結果、賛成少数にて削除とした。
 報償費については、弁護士への相談料というのですが、「まずは、国・県等に伺いや照会をすべきで、全部弁護士に丸投げとはいかがなものか」との意見と、「法律事項はやはり弁護士に相談する必要があるとの意見があり、採決の結果、賛成少数にて削除とした。
 また、3款民生費の中の介護保険特別会計繰り出し金、8款土木費中の下水道事業特別会計繰出金、港湾会計事業特別会計繰出金についても、それぞれの特別会計補正予算の修正可決、否決に伴い削除された。
 よって、議案第59号は修正可決された。
 文教社会委員会の報告
議案60号 平成20年度国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)修正可決。
議案62号 平成20年度宮古島市介護保険特別会計補正予算(第1号)否決
◎否決の理由
 議案62号については、「財政難の厳しい中、管理職手当を支給するというのは、市民の理解が得られないので削除すべき」との意見と「管理職手当については、条例にもうたわれており、県内11市の中でも支給されていないのは当市だけである。支給額についても全額ではなく、半額ということでもあるので認めるべき」との意見があり、採決の結果、賛成少数にて否決とした。
議案第64号 宮古島市老人保健特別会計補正予算(第1号)原案可決
議案第66号 宮古島市重度心身障害者(児)医療費助成に関する条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第67号 宮古島市乳幼児医療センター条例の一部を改正する条例 原案可決
議案第68号 宮古島市宮古救急医療センター条例の一部を改正する条例原案可決
議案第69号 宮古島市廃棄物の減量化の推進及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例 修正可決
修正の理由
 改正案は条例の別表11)中の「(5)自己搬入が困難な市民申し込みにより、市の職員が直接収集し搬入するごみ5キログラム当たり:30円」との規定が、手数料の公平性を欠いているとの観点から、その部分を削除する改正案となっているが、全部削除となると市民サービスの低下を招きかねず、削除ではなく「自己搬入」を「自己搬出」、「市の職員が直接収集し搬入するごみ」を「市の職員が直接搬出する粗大ごみ」等と文言修正すべべきとし、全会一致で修正可決となった。
 経済工務委員会の報告
議案第61号 平成20年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第2号)否決
議案第63号 平成20年度宮古島市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号) 否決
議案第65号 平成20年度宮古島市水道事業特別会計補正予算(第1号)
議案第72号 市道路線の認定について 原案可決
議案第73号 不当利得返還請求事件に係わる訴訟の和解について 否決
議案第75号 市営鍋底地区(2期)土地改良事業区画整理)の施行について 原案可決
議案第76号 公用車の交通事故による和解及び損害賠償額の決定について 原案可決
◎否決の理由
 議案61号、議案第63号、議案第65号については、「財政の厳しい中、管理職手当を支給するというのは、市民の理解が得られないので削除すべき」との意見と、「管理職手当については、条例にもうたわれており、県内11市の中でも支給されていないのは当市だけである。支給額についても全額ではなく、半額ということでもあるので認めるべき」との意見があり、採決の結果、賛成少数にて否決とした。
 議案第73号については、「市長は、議会の度に市民に一円たりとも負担をかけない。任期中に解決すると答弁してきた。しかし、今回の和解案というのは8年もかかり、履行するという保証及び担保もない状況で認めるわけにはいかない」という意見と「最良策は、一括で支払ってもらうことだが、今回の場合は、双方の弁護士が最大限歩み寄って、裁判所からの和解案を受諾するということであるので、裁判所と双方の弁護士の話し合いを尊重して認めるべき」との意見があり、採決の結果、賛成少数にて否決した。
 陳情書審査結果報告
陳情書第7号 狩俣集落道排水溝の改修整備について 採択
陳情書第8号 旧城辺町道12号線の拡幅整備工事早期採択について 採択
◎採択の理由
陳情書第7号、陳情書第8号につては、陳情書の趣旨を了とし、全員異議なく採択すべきものと決した。
 最終本会議での採決の結果
議 案第66号 宮古島市重度心身障害者(児)医療費助成に関する条例の一部を改正する条例。 全会一致で可決。
議 案第67号 宮古島市乳幼児の医療費助成に関する条例の一部を改正する条例。 全会一致で可決。
議 案第68号 宮古島市宮古救急医療センター条例の一部を改正する条例。 全会一致で可決。
議 案第69号 宮古島市宮古島市廃棄物の減量化の推進及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例。 全会一致で修正可決。
議 案第70号 宮古島市が設置する一般廃棄物処理施設に係わる生活環境影響調査結果の縦覧等の手続きに関する条例の一部を改正する条例。 全会一致で可決。
議 案第71号 宮古島市消防手数料条例の一部を改正する条例。 全会一致で可決。
議 案第72号 市道路線の認定について。 全会一致で可決。
議 案第73号 不当利得返還請求事件に係る訴訟の和解について。賛成少数で否決。反対は野党とそうぞう議員です。
議 案第74号 議決内容の変更について。全会一致で可決。
議 案第75号 市営鍋底地区(2期)土地改良事業区画整理)の施行ついて。全会一致で可決。
議 案第76号 公用車の交通事故による和解及び損害倍の決定について。全会一致で可決。
議 案第77号 公用車の交通事故による和解及び損害倍の決定について。全会一致で可決。
議 案第59号 平成20年度宮古島市一般会計補正予算(第2号)。修正可決。修正に反対したのは与党議員の7人です。
議 案第60号 平成20年度宮古島市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)。修正可決。修正に反対したのは与党議員の7人です。
議 案第61号 平成20年度宮古島市港湾事業特別会計補正予算(第2号)。修正可決。修正に反対したのは与党議員の7人です。
議 案第62号 平成20年度宮古島市介護保険特別会計補正予讃(第1号)。修正可決。修正に反対したのは与党議員の7人です。
議 案第63号 平成20年度宮古島市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)。修正可決。修正に反対したのは与党議員の7人です。
議 案第64号 平成20年度宮古島市老人保健特別会計補正予算(第1号)。全会一致で可決。
議 案第65号 平成20年度宮古島市水道事業会計補正予算(第1号)。修正可決。修正に反対したのは与党議員の7人です。
陳情書第7号 狩俣集落道排水溝の改修整備について。 全会一致で採択。
陳情書第8号 旧城辺町道12号線の拡幅整備工事早期採択について。全会一致で採択。
同意案第 1号 固定資産税評価員の選任について
このほかに、議員の発議による専決処分事項の指定の2件が提案され賛成多数で可決されました。反対した議員は新城啓世、真栄城徳彦の2人です。
内容は下記のとおりです。
1 市が当事者である和解(示談を含む)のうち交通事故に係わるもので、損害賠償の
額が1事故につき50万円以下のもの。
2 市営住宅の管理上必要な訴えの提起、和解及び調停。
 意見書 航空運賃割引率の引き上げに対する意見書と要請が下地明、佐久本洋介、真栄城徳彦、上地博通、平良隆、砂川明寛、棚原芳樹、嘉手納学の連名で提案され、全会一致で可決されました。