与党連絡会で臨時議会の緊急質問道議強行に抗議の記者会見。


 20日に開かれた臨時議会で、野党議員から緊急質問の道議が提案され、多数派が強行しました。
それを受けて、今日午後4時に与党議員7人で記者会見を開き抗議声明を発表しました。
 道議は、パイナガマ公園整備事業における・補助金申請等に関する全部事項証明書の確認について。・農地法に係わる件(公共事業評価監視委員会の権限)について。・同公園用地内の土地差し押さえ、抵当権設定、市税滞納状況及び競売地について。・購入済及び購入予定地の権利者について緊急に質問をしたい。
という内容のもので野党の池間健栄、新里聡、池間雅昭、真栄城徳彦の4人の議員が、特別調査委員会で審査を進めている内容について連名で道議を提案しました。
道議を提案した池間健栄議員の発言で、委員会の調査で確定したわけでもない内容を緊急の理由としてあげるに至っては呆れてしまいました。
「事実が判明した…法に抵触する。背任の時効は3年、…は5年だら…」というのです。
緊急質問の道議は制限がないとはいえ、特別調査委員会を設置して、審査中の問題を、しかも委員会の委員の一部が委員会で確認もせずに連名で緊急質問の道議を提案することにたいして、「何が緊急か、調査委員会で議論すれば良いではないか、議会の運営の在り方としてこれで良いのか」という意見が出ました。
質問の中身も「22日の委員会に資料提出と説明を求める」といったたぐいのもので、緊急性のないものでした。
ちなみに、22日には特別調査委員会が開かれることになっています。
 臨時議会では以下の議案がそれぞれ全会一致で可決・承認されました。
1,有村産業株式会社の航路と職員雇用等の確保を求める要請決議。
2,専決処分の承認を求めることについて(平成20年度宮古島市一般会計補正予算(第1号)。この専決処分は、先の地震で総合体育館の天井が落下したことから、その補修工事の費用です。
3,専決処分の承認を求めることについて(宮古島市税条例の一部を改正する条例)


■ 文教社会委員会が開かれました。

 
 臨時議会の終了後、文教社会委員会が開かれ、継続審議になっている陳情書4件が審議されました。
第 6号 新ゴミ処理施設建設に反対する要請書。審議未了となりました。
第18号 「労働安全衛生委員会」の設置を求める要請。私と亀浜議員の賛成少数で不採択となりました。
第 1号 保育行政に民間活力のお願い。継続審査となりました。
第 6号 地域医療と国立医療の充実に関する陳情書。全会一致で採択されました。