「後期高齢者医療制度」の中止・廃止しかない。参加者の共通認識になりました。



 晴れ南の風から南西の風に変わる20℃。デイゴの花のつぼみが大きくふくらんでいました。
 「国保後期高齢者医療制度」についての講演は、51人が参加しました。この制度の理不尽さに驚きの声が上がり、この制度を中止・廃止させるしかないことが参加者の共通認識になりました。
 講師の前田 章 沖縄県社会保障推進協議会 事務局長は、「日本初、世界でも初の3つの保険制度が4月から実施されます」と、きりだしました。
 そして「高齢者が医療費を使うことはおかしいのでしょうか、若い人より病気になる率が高い、それを支えるのは当然。高齢者は長いこと税金を払ってきたし保険料を払い続けてきた。医者にかかって当然」と指摘。
 また、年金から保険料を天引きすること、資格証明書の発行、住民検診や葬祭費の問題点をあげて、「今、高齢者の6割が食費を切り詰めて3食を2食に、ラーメン1個を麺は子どもに与えて自分はスープだけを飲んでいる。『肉も野菜もバランス良く食べて』といっても買うことができない。無収入でも月1,200円余を負担させる」と、この制度の中止と廃止を訴えました。