政府・文科省は直ちに教科書検定意見を撤回を!



 

 晴れ、東南東の風、19℃。いっぺいの黄色い花がさわやかに咲いています。
 ラジオで、沖縄戦の「集団自決」に旧日本軍の関与を指摘した大江健三郎氏の著書「沖縄ノート」で、名誉を傷つけられたとして元日本軍の守備隊長らが、同氏と岩波書店を相手に出版差し止めと慰謝料などを求めた訴訟の判決があり、「集団自決」には「日本軍が深くかかわったものと認められる」として、名誉棄損は成立しないと請求を棄却しました。というニュースを聞き、一人で拍手して飛び上がってよろこびました。
 また、ニュースは次のように報じていました。多くの体験者が日本軍兵士から手りゅう弾を渡されていたと語っていることなどから、軍の「深い関与」があったと認定し、元隊長らが関与したことは「十分に推認できる」として、学説状況や文献、大江氏の取材記録を踏まえると「沖縄ノート」などの記述は「真実と信じるに足りる相当の理由があった」
 政府・文科省は、直ちに教科書検定意見を撤回すべきです。