「税率引き上げすると暴動がおきる」議員ら反発。



 晴れたりくもったり、東の風から北東の風に変わる、16℃。
今日も晴れ間が広がり暖かい日になりました。
 午前10時から、合併後の国保税率について不均一課税を統一することと税率改正について、市議会議員に対する説明会が平良庁舎6階会議室で開かれました。
 説明では、医療費の増加分に税率が追いついていない。「税収の安定化をはかるために統一と税率の引き上げが必要」で今度の税率改正でも「予定の半分の引き上げ」であり、赤字は解消できないので「理解をしてほしい」ということでした。
 議員からは「税率改正すれば暴動がおきる」「旧平良と伊良部のために健全運営してきた所が負担が重いのはおかしい。不均一を継続すべき」「税率は改正して、市長の政治判断で旧町村に何らかの軽減をすればよい」「ペナルテイーを回避する収納率の向上が先、引き上げは納得できない」等の反発が相次ぎました。
 説明では、新制度の後期高齢者医療分を含めると、一人あたりの平均賦課額が平良地域で8万6千987となり増加額が3万356円、城辺地域で6万3千732円となり増加額が2万7千680円、、下地地域で7万9千255円となり増加額が4万1千238円、、上野地域で7万7千980円となり増加額が3万9千198円、伊良部地域で5万3千562円となり増加額が1万3千894円です。
 合併前から予測できていた問題を、十分議論をしないで合併したことの矛盾が一気に吹き出す結果となりました。