議会運営委員会で、臨時議会を20日に開会することを確認。


 本日、10時から開かれた議会運営委員会で、20日臨時議会を開会する事が確認されました。(豊見山恵栄議会運営委員長は欠席)
臨時議会では、沖縄本島中部で米海兵隊員による女子中学生拉致暴行事件に対する抗議決議と意見書を提案することになりました。
 このほか、議案第 7 号 賃料等請求に係わる訴訟の和解について。1件の議案が提案されます。
 提案される意見書(案)は下記のとおりです。
   米兵による女子中学生拉致暴行事件に関する意見書(案)
 去る2月10日午後8時30分頃、沖縄本当北部において、在沖米海兵隊員による女子中学生拉致暴行事件が発生しました。米兵は少女を車でつれまわした後、公園路上で暴行、良く11日に強姦容疑で逮捕された。
 今回の事件は平成7年に発生した米兵による女子小学生暴行事件を思い起こさせ県民に大きな衝撃と恐怖を与えるとともに女性の人権を蹂躙する極めて悪質な犯罪であり、被害を受けた少女・家族の心中を察すると激しい怒りを覚え、断じて許すことができない。
 本県では、戦後60年余が経過した今日においても米軍人・軍属等による事件・事故が多発しており、度重なる抗議要請に対し、米軍の再発防止策の弱さと、日米地位協定の運用改善だけでは対処できない現実を指摘し、抜本的な改善策を改めて強く求めるものである。
 よって宮古島市議会は、今回の女子中学生拉致暴行事件及び米軍に起因する相次ぐ事件・事故に関し、米軍当局並びに関係機関に対し満身の怒りを込めて抗議するとともに、事件・事故の再発防止に向けて下記事項の徹底と実現を強く要請する。
              記
1,事件の全容を解明するとともに速やかに公表し、被害者と家族に対する謝罪及び誠意を持って対応を行うこと。
2,在沖米軍人・軍属等の一層の綱紀粛正を図り、事件・事故の再発防止に向けて、実効性のある施策を講じること。
3,日米地位協定の抜本的な見直しを図ること。
4,米軍基地の一層の整理縮小と海兵隊を含む兵力の削減を行うこと。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
      平成20年2月20日
                           宮古島市議会
あて先
  内閣総理大臣外務大臣防衛大臣、沖縄及び北方対策担当大臣、外務省特命全権大臣(沖縄担当)、沖縄防衛局長




          抗議決議(案)
 文案は意見書(案)の内容と同様になっています。
あて先
  駐日米国大臣、在日米軍司令官、在日米軍沖縄地域調整官、在沖米国総領事
                              以 上