野党議員の3人と、そうぞうの議員1人が質疑。


 くもり、後晴れ。東の風から北東の風に変わる。日中は夏のような暑さになりました。
 議会2日目、今日は議案に対する質疑と平一小学校の校舎改築に伴う議決内容の一部を変更する議案104号から106号の3件が、建設工事の工期の関係で今日採決か行われ、全会一致で可決しました。
 質疑に立ったのは新城啓世議員、富永元順議員、下地明議員、池間健榮議員、富浜浩議員、上地博通議員の6人。
新城議員は折田喜作基金条例について、「現在の基金残高はいくらで、なぜ条例を改正するのか」問いました。
久貝企画部長は改正して団体の育成、個人の育成に役立てていきたい」と答えました。続いて福嶺保育所と福里保育所の統合について「現在どういう形になっているのか、職員の数はどうなっているのか」問いました。
教育部長は「現在、10名が入所している。4名が福里学区から、残りが別からの(入所)となっている。新年度は1人しか(入所)予定がない、それも確実ではない、未定。福里に統合した方が通勤性をかんがえたら良い。学区の市民からは(空き建物を)学童として活用できないかという提案がある。学区内に役立つ施設として活用していく」と答えました。
さらに、平一小学校の校舎改築の議決事項の変更について、「増額の原資は何か」と問いました。
学校教育部長は「入札残をあてる。(施行の)材料を準みかげ石から、みかげ石に変更することに伴う増額」と答えました。
富永議員は、コーラルベジタブル株式会社について、「すばらし事業だが、売り上げに伸びがない、経常利益が伸びない、旧市(平良市)は事業内容が分からないので、事業計画は述べられているけど―。今、何人で運営されているか。他の企業から訪問するが、やる気があるのかという対応になっているというが、今後の体制について―」
市長は、「(株の)70%を市がもっている。不十分といわれない体制で対応する」と答えました。
さらに「もったいない施設と思う、是非市長、実際に見てもらってやる気のある人に、民間にまかせる方法もあるのではないか」と問いました。
市長は「30人で運営、民活で対応もあると思う、勉強中」と答えました。
さらに「民営でやりたいということ、一気にやりたいという指針を持ってほしい、期限を決めてほしい」
市長は「コーラル社の専務と詰めているが、今年中に方向を決めて、来年中にできたらしたい」と、答えました。
池間健榮議員は「平成8年度からの会議録を調べた。5件マル秘文書につき閲覧できないと答弁している。現在もマル秘文書か」
総務部長は「基本的に情報公開、個人情報上支障がない限り保障しているので、ふれない限り可能」とこたえました。
さらに「平成9年から15年まで6億円の土地を購入、すべてがマル秘扱い17億9千万という土地購入費がすべて議会の判断付していないなぜ、議会に承認を得なかったのか、資料を出せ。1200万円では億に近い事業ができる。市長にどのような自分を処分するのか―」建設部長は「委員会に提出する」と答えました。
上地議員は「地目が保安林、山林の単価がなぜ、畑地の値段なのか」と、問いました。建設部長は「単価は、不動産鑑定を基準にしている保安林で場所によって違う」と答えました。
さらに「場所によって違うというのは、なぜ、この場所だけが違うのか、勝手に評価をいじっておれば大問題だ、異議はなかったか、持ち分の主について説明を―」
建設部長は「担当に調べて報告したい」と答えました。
 明日は、午前10時より各常任委員会が開かれます。会議の場所は平良庁舎5階、常任委員会室です。