東大阪市議選挙と自民党総裁選挙の開票結果。

　　　　　
　　　　　　自民党総裁に福田康夫氏が選出されました。　
　安倍晋三首相の辞任表明にともなう自民党総裁選挙は２３日午後、党本部で開催された両院議員総会で、福田康夫・元官房長官（７１）を第２２代総裁に選出しました。
　総裁選挙は国会議員３８７人（衆院３０４人、参院８３人）と、各都道府県連の代表３人の計５２８票で争われました。本日午後の開票の結果、福田氏は３３０票、麻生氏は１９７票をそれぞれ獲得し、福田氏が総裁選挙を制しました。（有効投票数５２７票）
　２５日の首相選挙で日本共産党は衆参とも志位和夫委員長に投票します。しかし、参議院では与党が過半数を割っているために、福田氏は過半数を取れず、再度決選投票になる見込みです。決選投票で日本共産党は他の野党とともに民主党の小沢代表に投票する予定です。首相指名は衆議院「福田康夫」、参議院「小沢一郎」と指名が分かれることになるでしょう。残念ながら首相指名については憲法６７条で「衆議院の優越」が定められていますので、衆議院の議決が国会の議決となり、福田康夫氏が第９１代、５８人目の首相に指名されることが確実となりました。　
　総裁選挙はマスコミを総動員したもので、「国政選挙なの」と錯覚するほど異常な選挙でした。しかし、これまでの「自公政治」に対する国民の審判を受け、何をどうするのか分かりません。
新総裁も相変わらず「改革路線は継承」「自衛隊の海外派兵も継続」ということで、国民生活を破壊した「構造改革」路線に反省がありません。
　ならば、国民が政治に求めているのは何か、国民の願いに答える政治はどうあるべきか、早期の解散・総選挙で再び「自・公政治ノー」の審判を下しましょう！

■　東大阪の市議選挙、日本共産党候補者９人が全員当選！　
市議会での長尾市長不信任決議の暴挙に対する市民の審判が下りました！　　　　
　　　◎　あさのさん　当選おめでとう！　　沖縄で赤旗記者として活躍した浅野耕成さんも3ヶ月の短期の活動で見事当選16位・3923票を得票しました。　　　
　東大阪の市議会議員選挙で日本共産党の候補者９人が全員当選。９月３日の市議会での長尾市長不信任決議の暴挙に対する市民の審判が下りました。得票を前回比で１万票以上伸ばす大躍進でした。東大阪市会議員選挙で日本共産党が候補者全員当選となったのは１９７９年以来２８年ぶりです。
日本共産党への攻撃に明けくれた公明党は前回比で５千票近い減票、参議院比例票との比較でも２千票減らしました。自民党も前回比で１万３千票の減でした。

　　　　日本共産党の候補者の順位と得票

　　　　（１位）秋月ひでお　　５４０９票
　　　　（２位）浜　まさゆき　５１３３票
　　　　（４位）しおた清人　　４８２１票
　　　　（５位）しま倉久美子　４７２６票
　　　　（７位）上原けんさく　４５３５票
　　　　（11位）うち海　公仁　４１６６票
　　　　（13位）長岡よしかず　４０５７票
　　　　（15位）みわ　秀一　　３９５５票
　　　　（16位）あさの　耕成　３９２３票

　　　　各党派別得票

　日本共産党　　４０７２５票（得票率、22.58%）前回30544票
　自民党　　　　５２３０４票（得票率、29.00%）前回65032票
　公明党　　　　４４４８８票（得票率、24.66%）前回49178票
　民主党　　　　１５４４０表（得票率、 8.56%）前回14915票

■　息子、そして兄・姉・姪の見送り
　父の7回忌のため昨日、宮古に来た兄・姉・姪と夏休みで帰省した息子を今日、空港で見送りました。寂しくなります。