「宮古島市核兵器廃絶平和都市宣言」がまとまりました。


 市町村合併後の議会で、何回も宣言をまとめるように要求してきましたが、その宣言が8月28日にまとまり、議会に報告がありました。私は今議会の一般質問の冒頭でこの宣言を歓迎し、市民の目に見えるように、宣言文を設置するように要望しました。


                核兵器廃絶 平和都市宣言

 世界の恒久平和は人類共通の願いであります。
 これまで我が国は世界で唯一の核被爆国として、核保有国に対し核廃絶を強く求めてきました。しかしながら、いくつかの国では核軍備の拡大は依然として続いております。
 また、局地的に頻発しているテロによる平和破壊が、後に想像を絶する核戦争への危険性を一層高めていることも確かです。
 核兵器により失われていく地球上の生物・形ある物。戦争ほど、残酷で悲惨なものはありません。先の大戦において、多くの命が失われた過酷な体験を忘れることなく、平和の尊さを後世に伝えていかなければなりません。
 宮古島市は、平和憲法の精神から非核三原則の完全実施を願い、すべての国の核兵器の全面廃絶と軍備縮小を強く訴え、人類の永遠の平和を希求し、ここに「核兵器廃絶平和都市」となることを宣言します。


            2007(平成19)年8月28日 宮古島市