ホテル等用地13ヘクタールの代金40億円入金


 くもり、時々雨。バイクをとばし、平良、上野、下地へ「しんぶん赤旗」日曜版と、議会だよりを配布しました。

 配布先で問われたのは、「今日の『朝ズバッ!』を観た」「トゥリバーの土地代は入金されたか」です。「朝ズバッ!」で千代田区の議員の視察研修のことを取り上げていたとのことです。
 8日に、知り合いに勧められて「ニュース23」の録画を観ました。千代田区議会の企画総務委員会が10月22日から25日に実施した宮古島市糸満市で3人の委員が公務中にゴルフをしていたと、また、一人の委員は、女性同伴でドライブをしていたと、写真と動画を使って報道していました。
日本共産党千代田区議団の談話をfaxで読みました。それによりますと、その議員の2人は監査委員であり、議会運営委員長だということです。
あきれてしまします。宮古島市議会の議会事務局にその事を聞きましたが、「視察日程は、来庁する時間のみで、事前に何も知らされなかった。『マイクロバスで空港まで、迎えに行きますから』という申し出も、断られた」そうです。
教育委員会では、「いきなり来て、歴史ロードについて説明してくれと、いわれ、飲み屋はどこが良いのかと、聞かれた」そうです。
その日(22日)は、市議会で、各会派代表者による会議が議長の呼びかけでありました。その場で議長が、「千代田区議会が視察に来ていて夜、交流会をしたいとのこと、このメンバーで参加してください」と呼びかけがありました。
先日は、宮古新報宮古毎日両紙に財政が厳しい中で委員会視察というのはいかがなものか、きちんとした報告を求める投稿が掲載されました。
市民の批判にどう応えるのか、視察のあり方を厳しく見直す機会にしたいと思います。ちなみに、1993年(平成5年)から合併前の旧平良市では、議会運営委員会の視察と議員の海外視察を止め、定例会ごとの市長招宴と議長招宴を止め、会費制になりました。まだまだ議会改革が必要です。
 トゥリバー地区のホテル用地13ヘクタールの代金40億円が入金されました。行く先々で「おめでとう、良かったですね」という市民から喜びの声をかけられました。この声に応えていく取り組みがこれから始まります。巨額を投入したこの事業が、自治体にとってどういうものだったか、しっかりと総括して、教訓にしていく必要があります。