議会だよりの完成は、いつも午前様。


 くもり、時々雨。今日は臨時議会がありました。徹夜明けの重い体にむち打って、自転車に乗って市役所へ、途中、雨がポツリポツリと落ちてきましたが、本降りになる前に市役所に到着しました。
 予定通り、10時に議会が開会。「宮古支庁組織改編の撤回を求める意見書」が提案され、全会一致で採択されました。明日、県知事と県議会へ要請に派遣する議員も提案され承認されました。
 12時、家に戻り食事をと、思ったら電話が入り生活相談。役所で待ち合わせをして対応。帰ろうとすると、思いがけない仕事が舞い込んで、帰ったのは17時30分。
 家で仕事に取りかかると、電話が鳴るし、集金がくるし、郵便配達は来るしで落ち着きません。結局、仕事に集中できたのは、深夜から未明です。やっと、議会だよりが完成したのは、午前3時40分でした。

 
 

 今日の市議会で採択された意見書は下記のとおりです。


         沖縄県宮古支庁の組織改編の撤回を求める意見書


 貴職におかれましては、平素より宮古島市の振興発展のために多大なご尽力・ご支援を賜り衷心より感謝申し上げます。

 ご承知のとおり、宮古島市は平成17年10月1日に合併し、本市の振興発展と合併後の諸課題を解決すべく取り組みを展開しております。

 沖縄県は平成18年3月に策定した「沖縄県行政改革プラン」に基づき、宮古支庁の廃止を含めた組織改編を打ち出しています。これは沖縄振興計画の発展に当たって、特に宮古圏域の振興発展に重大な支障を来すものと強い懸念を持っております。

 本市議会は、昨年3月に沖縄県宮古支庁の組織見直しの撤回について沖縄県知事沖縄県議会議長に要請を行い、本年3月には沖縄県議会(定例会)において「沖縄県宮古支庁の組織見直しの撤回に関する陳情」として採択されております。

 宮古支庁は、これまで宮古圏域の経済・産業振興・医療・保健福祉の取りまとめ約として重要な役割を果たしてまいりました。本市は、離島県の離島に位置し地域間格差の是正等離島の振興策については、県と市が強力な連携を持って取り組まなければならず、今回の組織改編については、行政機能の低下が懸念され容認できません。
 宮古島市は、合併して2年目の節目を迎えたものの、課題が山積しており、今後も県立宮古病院の移転新築、県立公園の早期整備、下地島空港の残地利用計画策定等、果たす役割は多岐にわたるものと考えております。
 つきましては、宮古支庁廃止を含む組織改編の撤回を強く求め総合調整機能を有する宮古支庁の存続と、現在同様、部長級の支庁長の配置について強く要請致します。

 

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。



    平成19年11月7日

                          宮古島市議会




あて先    沖縄県知事

   要請として   沖縄県議会議長