3月定例議会に提案されて、継続審議になっておりました、ごみの有料化条例(正式には「宮古島市廃棄物の減量化の推進及び適正化に関する条例」)が、5月28日午後2時から市議会の文教社会委員会で審議(2人の委員が欠席)修正可決されました。 


 私は提案された条例に「新たに25条がもりこまれて財源の使途について縛りが謳われているが、一般財源を特定の財源とすることが可能なのか、そんな(財源確保の)保障はない」


「住民に説明が徹底されていない」「有料化でごみは減らない」「有料化でごみの減量化というが、量の問題の解決にどの程度寄与するのか、期待可能な安定効果がどの程度なのか、希望的観測ではなくて具体的に示してほしい」「減量化どころか、逆に増量につながる危険をはらんでいるし、将来、料金が引き上げられることになりかねない」


「減免は生活保護世帯だけになるのか、むしろ年金だけでくらす高齢者、特に寝たきりで紙おむつを使用している人、子育て真っ最中の若者が負担を強いられる事になる」等を指摘しましたが、まともな回答はありませんでした。
 

 私以外の委員は「これ以上議論は出来ない採決をしてほしい」と強く主張。
私は「ごみ有料化が、ごみ減量化の保障も、財源確保の保障も全く根拠がない」「空き缶の抜き取りの禁止や産業廃棄物処理場の焼却灰を一般廃棄物処理場に受け入れる合わせ産廃処理は納得できない」と指摘して採決の前に退場しました。